症例報告書を電子的に作成し、管理できるシステムを紹介します。
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| 商材名 | CRF作成・転記 | 患者への説明・同意取得 | クエリ発行・回答 |
|---|---|---|---|
| ASP-Cloud | 〇 | 〇 | 記載なし |
| Rave EDC | 〇 | 記載なし | 記載なし |
| CapTool® シリーズ | 〇 | 記載なし | 〇 |
| Fountayn | 〇 | 記載なし | 〇 |
CTMS製品の派生や延長上の製品が多いEDCですが、「Viedoc」は元々EDCシステムとして独立して開発されており、eCRFの作成や患者が直接操作できるアプリも機能に含まれる旨、公式サイトに記載がありました。
ASP-Cloud
- ログインで研究グループにアクセス可能
参加している研究グループを一括で管理できます。 - 必要なツールを選んで利用
グループごとに使用したい機能を柔軟に選択できます。 - 複数の研究を一元管理
研究者が同時に複数の研究に携わる際に、一元的な管理が可能です。 - 複数グループへの参加が可能
研究者はさまざまな研究グループに参加でき、状況に応じて使い分けることができます。
| 金額(企業向け) | 年間費用:要問い合わせ |
|---|---|
| 構築費用 | 要問い合わせ |
Rave EDC
- 迅速な試験開始・早期完了を支援
「Medidata Designer」などを活用し、ドラッグ&ドロップやグローバルライブラリによって試験デザインを効率化できます。ワンクリックで試験をロックし、早期解析に移行しやすい点が特徴です。
| 金額(企業向け) | 年間費用:要問い合わせ |
|---|---|
| 構築費用 | 要問い合わせ |
CapTool® シリーズ
- 医師の意見を反映した自社開発EDC
国立大学医学部との共同開発で、実際の臨床現場の声を取り入れた設計となっています。 - シンプルな画面デザインで高速動作
最新のWEBデザインにより直感的な操作が可能で、初めてでもストレスなく利用開始できる点が魅力です。 - 早ければ2週間で利用開始
特別な設備やソフトを必要とせず、インターネットがあればどこでも利用できます。iPadにも対応しています。 - カスタマイズ対応が柔軟
経験豊富なエンジニアが要望に合わせた調整を行えるため、さまざまな研究規模に対応しやすいです。
| 金額(企業向け) | 年間費用:要問い合わせ |
|---|---|
| 構築費用 | 要問い合わせ |
Fountayn
- 直感的な入力
データ保存前にアラートでチェックを行うため、入力ミスを減らしながら効率的にデータを収集できます。 - シングルサインオン(SSO)でアクセス簡単
同一アカウントで複数のプロトコールにログインでき、デバイスを問わずに利用できる点がメリットです。 - IWRS機能のシームレス統合
症例登録、無作為化割付、配送管理、治験薬割当てまでを一体的に行えます。盲検性を保った運用が可能であり、あらゆるアルゴリズムの無作為化に対応します。EDCとの連携が不要な「RTMS機能」として利用できる点が特徴的です。
| 金額(企業向け) | 年間費用:要問い合わせ |
|---|---|
| 構築費用 | 要問い合わせ |
その他のモニタリングシステム
Cap Tool(メビックス)
高度なセキュリティ対策に加えて、多彩なラインナップが用意されています。機能のカスタマイズにも対応で、自社に合う臨床研究支援システムを導入できます。9段階の2認証と2重保管で、サイバー攻撃や災害によるデータの破損に備えられるでしょう。
Vault EDC
Veevaが提供するEDCシステム「Vault EDC」は、他のVaultシリーズ(CTMF、eTMF、Study Startup)との連携で特に真価を発揮する製品。試験中のデザイン変更も他作業なしでできるので、随時使いやすいUIでシステムが利用できます。
EDCシステム(メハーゲン)
メハーゲングループが提供するEDCシステムは、ソフトウェアをダウンロードすることなく、オンライン上でデータ管理を行うことが可能です。システム的なロジカルチェックを行うことができるため、高品質なデータ管理が可能です。
Rave EDC
MedidataのRaveシリーズの一つ「Rave EDC」。さまざまな規模や期間の試験でもサポートできる柔軟性があり、多くの国と試験で利用されています。臨床データが単一データに統合されており、入力やデータクリーニングといった作業も楽に。
Viedoc
スウェーデン発のEDCシステム「Viedoc」。日本では2009年に販売とサポートが始まりました。EDC&ePROとして症例ごとのカード表示や患者が直接入力できるアプリなど複数の機能を有しており、治験業務の負担軽減・正確性向上を図ります。
DDworks21/EDC plus
国内大手のITベンダー富士通のCTMS「DDworks21」をベースにしたEDCシステム。治験や臨床試験の支援システムを多数開発してきた経験を元に、症例データ収集のためのeCRF自動生成をはじめ、マネジメントやモニタ業務の効率化に貢献します。