IBM CTMS for Sitesの機能の特徴
IBMが手掛ける治験・臨床研究支援システム
アメリカ合衆国ニューヨーク州に本拠地をおくIBMが手掛ける、治験・臨床研究支援システムがIBM CTMS for Sitesです。独立調査組織はもちろん大規模な病院および学術機関など、臨床試験の実施機関で使用できるように最適化されたシステムです。
計画通りに進んでいないプロセスを迅速に特定
IBM CTMS for Sitesは、計画どおりに進んでいないプロセスを迅速に特定するために、施設の正常性を判断する機能を有しています。より適切な試験の検査所要時間(ターンアラウンドタイム)を設定し、計画遂行上のボトルネックに関して透明性を維持。よりスムーズで手堅い試験遂行をサポートしています。
予算分析ツールと連携して試験の実現可能性を客観的に評価
また、予算分析ツールと連携すると、予想される利益および損失を可視化できるようになります。それにより、臨床試験の実現可能性をより客観的に評価。経営判断に必要な情報として使える機能です。
試験者の採用プロセスを簡略化
IBM CTMS for Sitesは、調査対象の被験者データ一覧表示機能が便利です。試験に固有基準がある場合でも、スクリーニングのための質問票を自動で作成し、また、試験採用の取り組みが有効であるかも追跡可能。被験者採用のプロセスを大幅に簡素化できます。
諸予算をもれなく管理
また、IBM CTMS for Sitesは、試験契約に基づきながら予算をしっかり管理します。すべてのコストが確実に回収されるように、必要に応じて項目別に設定する機能が備わっています。諸経費やスポンサー預り金などの予算を事前に計上できるようになるほか、しばしば見逃されることが多い支出(広告費、薬事手数料、調査員会議の経費など)も管理できるようになるため、透明性の高い計画を作成できます。
導入事例・実績
公式HPに記載なし
導入金額の目安
要問合せ
サポート体制
技術サポート・サービスおよび研修サポート・サービス
機能・スペック一覧
- ワークフロー・ウィザードを使用して、新規試験をシステムに追加
- 試験契約に基づいて、試験プロトコルおよび試験予算の詳細を追加・項目化
- 試験・訪問・プロシージャーといった各レベルのコストおよび予算計上
- 試験の進捗状況に応じて、既払いまたは未払いに関する情報を追跡し、発信プロバイダーへの支払および被験者俸給の予算計上
- 被験者スケジューリングで使用すプロトコル・インターバルの作成、および時間枠を表すために試験訪問カレンダー・タイムラインを作成
- 適応範囲分析の文書化
- 予算に計上されたプロシージャーごとに、試験訪問固有の請求修飾語を用いた試験請求グリッドの構成
- 適応範囲分析の完了後に、すべての試験請求関連の変更の固定化
- 試験レベルの担当者に権限を与え、試験固有のユーザー・アクセス権限を管理
- 事前定義ターンアラウンド・タイムを使用した、試験進捗項目を特定の試験担当者への割り当て