IBM CTMS for Sites(またはIBM Clinical Development)の名称で提供されていた治験・臨床研究支援システムは現在、Zelta(ゼルタ)として提供されています。2022年にIBM Watson Health部門が独立して設立されたMerative社により、旧システムの優れた管理機能はそのままに、より高度な統合型プラットフォームへと進化を遂げました。
Zeltaの機能と特徴
Merativeが提供する統合型 治験・臨床研究支援プラットフォーム
アメリカ合衆国に本拠地を置くMerativeが提供するZeltaは、強力なEDC(電子データ収集)機能をコアとし、CTMS(治験管理)やeTMFをシームレスに統合したクラウドプラットフォームです。独立した調査組織、大規模な病院、学術機関など、様々な臨床試験の実施機関で適切に使用できるように設計されています。
リアルタイム分析でプロセスのボトルネックを迅速に特定
旧IBM CTMS for Sites時代から高く評価されていた治験管理機能はさらに洗練されています。施設の稼働状況を判断するリアルタイム・ダッシュボードにより、計画どおりに進んでいないプロセスを迅速に特定。より適切な試験の所要時間を設定し、スムーズで手堅い試験遂行をサポートします。
高度な契約・予算管理ツールで試験の実現可能性を評価
強力な予算・契約管理機能により、予想される利益および損失を明確に可視化。臨床試験の実現可能性を客観的に評価し、経営判断や効率的な予算運用に必要な情報として活用できます。
各種コストや見落としがちな経費まで一元管理
試験契約に基づいた厳格なコスト管理が可能です。諸経費やスポンサー預り金などの予算を事前に計上できるほか、見落とされがちな広告費・薬事手数料・調査員会議といった支出も管理し、透明性の高い予算運用を実現します。
導入事例・実績
公式HPに記載なし
導入金額の目安
要問合せ
サポート体制
技術サポート・サービスおよび研修サポート・サービス
機能・スペック一覧
- BSIモジュールの統合:BSI Life Sciencesの技術を採用した高度なCTMSおよびeTMF(治験マスターファイル)へ、Zeltaプラットフォームからシングルサインオンでシームレスにアクセス
- リアルタイム・ダッシュボード:KPIに基づく分析により、施設のパフォーマンス、被験者の進捗、試験の全体状況をリアルタイムで可視化・追跡
- 高度な予算・契約管理:試験契約に基づく複雑な予算構築、コスト計算、および施設・プロバイダーへの支払いプロセスの自動化と透明化
- AI/機械学習の活用:データ分析や医療コーディング(Medical coding with AI)にAIを活用し、迅速なインサイト抽出と業務の効率化を実現
- 柔軟なスケーラビリティ:分散型臨床試験(DCT)をはじめ、初期から後期までの様々なフェーズ、治療領域、グローバルな地理的条件に対応
- 一元化されたデータ管理:EDC(電子データ収集)と強力に連携し、データの重複入力を排除して治験全体のデータ品質を向上
- 包括的な被験者管理:スムーズな被験者のオンボーディング、および訪問カレンダーやタイムラインの直感的な作成・スケジュール管理
- 高度なセキュリティとコンプライアンス:厳格な規制要件に準拠し、試験レベルおよび担当者ごとの細やかなユーザーアクセス権限の管理を実行