文書管理に特化したシステム一覧

治験業務で発生した文書の管理を行う機能を備えたシステムを紹介します。ER/ES指針を始め統一書式や各ガイドラインに沿った文書作成ができる機能や、審査をスムーズに進めるための電子署名・エラーチェックといった機能を搭載していることが多いようです。

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製品名 ER/ES指針に準拠 検索機能 版管理 電子署名 承認 データ保管 企業向け
QLIFICA eTMF 記載なし 年間費用:試験数10件の場合 4,290,000円~
Agatha eTMF 年間費用:試験数10件の場合 6,300,000円~
ct-portal 記載なし 記載なし 記載なし 記載なし 初期費用 300,000円
月額    50,00円~
※2024/11/7時点「治験システム クラウドサービス」とGoogle検索したときに10ページ目までに公式HPが表示された治験システムのうち、金額が明記されていて文書管理支援に対応している製品をピックアップ。

Agatha(アガサ)

アクセス権限が柔軟に設定できる治験・臨床研究のシステムを提供しています。ワークスペースごとに権限を与えられるので、関係者以外のアクセスをブロックできます。書類管理の機能が充実しているため、治験の数が多い医療機関・企業に向いています。

アガサ(Agatha)の
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Vault eTMF

操作性に優れたインターフェースの、治験・臨床研究に関するさまざまなシステムを扱っているVeeva。「Vault eTMF」はモニタリングの機能が充実していて、記録や報告書の作成が楽に行えます。導入経験のない医療機関や企業でも、簡単に使いこなせるでしょう。

Vault eTMFの
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Rave eTMF

MEDIDATAが提供する「Rave eTMG」は単体でも利用できますが、同社の他システム(CTMS、EDCなど)と連携することで、承認プロセスの管理など、治験や臨床試験に関するコンテンツの作成・管理・収集をどんどん合理化することができます。

Rave eTMFの
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カット・ドゥ・スクエア(公益社団法人日本医師会)

公益社団法人日本医師会が、治験のスピードアップとコストカットを目的に提供しているサービスのため、あらゆる医療機関が無料で利用することが可能です。自機関の既存システムと上手く連動させながら、手軽に利用できるのがうれしいですね。

カット・ドゥ・スクエアの
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BIGVAN

BIGVAN社が提供するBIGVANは、ステータスごとにプロジェクト管理を行うことが可能。治験のスピードアップに重点を置き、審査前に修正事項を確認できるため、審査にスムーズに臨むことができるシステムです。

BIGVANの
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治験支援システム比較はこちらから

     治験支援システム PICK UP

このサイトをご覧なら、治験業務の負担を減らす支援システムの導入を検討中だと思います。治験のシステムといえば「CTMS(治験管理システム)」を連想するかもしれませんが、CTMSはマネジメントの要素が強いため、「モニタング業務の負担軽減」「文書管理を自動化したい」といった目的が他にあるのであれば、各目的に特化したシステムの導入も検討してみてはいかがでしょうか。運用目的にフォーカスされている分、より低コストで運用できる高機能なシステムが見つかるはずです。

特にニーズの高まっている3つの目的に関してピックアップしてご紹介します。

モニタリング業務の
負担を減らしたいなら

例えばこんな機能

●リアルタイムでデータ収集の進捗・逸脱を確認できる
●各施設・各患者の状況が一目でわかる
●モニタリング報告書がほぼ自動的に作成される

モニタリング業務システム
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文書管理の
負担を減らしたいなら

例えばこんな機能

●各ガイドラインに沿った文書をほぼ自動で作成する
●電子署名や版管理機能などがあり文書をデータ上で管理できる
●PDFやExcelで出力できる

文書管理の負担軽減
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EDCを導入したいなら

例えばこんな機能

●電子症例報告書(eCRF)の作成や既存データの転記ができる
●患者への説明や承諾を得る作業が同一システム内で完結できる

EDCシステム
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