HOPE eACReSS(ホープ イーアクレス)の機能の特徴
個別対応が可能
HOPE eACReSSの魅力は、各手順をそれぞれの機関に合わせて個別対応することが可能な点です。大学病院臨床試験アライアンス※事業から誕生したシステムのため、施設単独の臨床研究はもちろん、複数の施設を利用する大規模な臨床研究と、関わるそれぞれの担当者に適応した対応が可能です。
※参照元:関東甲信越地区の8つの国立大学からなる治験・臨床研究のアライアンス。大学名など詳細は製品公式サイトをご確認ください。富士通「臨床研究支援システム FUJITSU ヘルスケアソリューション HOPE eACReSS(ホープ イーアクレス)」https://www.fujitsu.com/jp/solutions/industry/healthcare/products/eacress/
その他の富士通株式会社が取り扱う製品
HOPE LifeMark-HX Cloud
HOPE LifeMark-HX Cloud(ホープ ライフマーク-エイチエックス クラウド)は、大・中規模病院向けのクラウド型電子カルテサービスです。院内外の医療情報を統合的に管理し、診療データの分析機能を活用することで業務効率と診療品質の向上を実現します。
マルチテナント対応の柔軟なシステム構成により、初期投資を抑えつつ、必要に応じてリソースを拡張できます。堅牢なセキュリティとBCP対策により高い可用性を維持し、複数の診療科横断で情報を共有することも可能です。HOPE LifeMark-HX Cloudはチーム医療の推進や在宅医療、地域連携クリティカルパスの展開を支援します。
MOMACE
MOMACE(モマーチェ)は、病院内の診療情報システムや画像管理システム(PACS)、会計システムなど多彩なサブシステムと連携可能な総合プラットフォームです。一元化されたデータベースによりシステム間の垣根をなくし、医療スタッフが必要な情報へ迅速にアクセスできます。
API連携機能を備え、将来の機能拡張や他社製システムとの連携にも柔軟に対応可能です。リアルタイムな運用状況の可視化によって、業務プロセスのボトルネックを特定し、改善へとつなげられます。
HOPE 今日の問診票 with Current Decision Support
HOPE 今日の問診票 with Current Decision Supportは、患者自身がタブレットやスマートフォンで問診票を入力し、その情報をリアルタイムで医師や看護師に共有できるシステムです。意思決定支援機能により、入力された症状やバイタルデータをもとに、次の問診項目や検査の候補を提示します。
問診から診療までの流れをシームレスにつなぐことで、問診時間の短縮と診療精度の向上に寄与します。院内電子カルテや医療機器データとも連携できるため、問診結果を活用して早期発見・診断をサポートします。
Assignment Master for 手術スケジューラー
Assignment Master for 手術スケジューラーは、手術室の稼働状況や手術機材、スタッフアサインを一元管理する専用システムです。直感的なドラッグ&ドロップ操作で手術予定を調整でき、緊急手術やスケジュール変更にも即時に対応可能です。
適切なリソース配分を自動計算し、手術室の稼働率を向上させることができます。術前準備リストや関係者への通知機能を活用し、ミスの発生を抑えた手術運営を支援します。クラウドでの運用も選択できるオプションを利用すれば、複数拠点の手術室を統合管理でき、病院間連携やグループ病院での標準運用にも対応可能です。
HOPE PocketChart
HOPE PocketChart(ホープ ポケットチャート)は、タブレット端末やスマートデバイスからいつでも患者情報を参照・入力できるモバイル連携ソリューションです。病棟や外来、訪問診療といった多様な現場で活用でき、オンライン・オフラインいずれの環境でもデータを同期できます。
現場でのスムーズな情報共有によってチーム医療を強化し、患者対応の迅速化とケア品質の向上を実現します。音声入力機能や電子署名機能を搭載しているため、ペーパーレス化を推進しながら記録の信頼性を高めることが可能です。
HOPE 自動再来受付システム
HOPE 自動再来受付システムは、再来患者の受付を自動化し、待合室での混雑を緩和するセルフ受付機能を提供します。ICカードやQRコードによる認証に対応し、受付情報は医療事務システムと即時に連携される仕組みです。
受付履歴の蓄積によって定期来院者の管理が容易となり、診療開始までの待ち時間を短縮できます。タッチパネル式のユーザーインターフェースは直感的で操作が簡単なため、年齢層を問わずスムーズに利用できます。
Medoc
Medoc(メドック)は、臨床検査データを集約・管理する検査情報システム(LIS)です。多様な検査機器と直接連携し、検査結果を自動で取り込めます。結果報告書の自動生成や検査指針への参照機能を備えており、検査精度と業務効率の向上に期待できます。
管理画面は多言語に対応しているため、グローバルな医療環境においても円滑に利用可能です。検体トレーサビリティや品質管理指標の分析ツールを活用し、検査部門の品質保証を支援します。
臨床研究を円滑に進行する仕組み
臨床研究を支援する目的で構築されたシステムのため、関係各位が適切な工程を踏むことができるよう、シンプルな画面で構築されています。新たな担当者やシステムに慣れていない担当者でも迷いなく操作できるシンプルなUIのため、プロジェクト管理をスムーズに行うことが可能です。
報告書機能を定型化
症例報告書機能を搭載しているため、紙での書類管理を行うことなく報告書管理ができるのも魅力といえるでしょう。報告書承認には責任医師などによるeCRFの確認機能も実装しているため、紙でなくても確認漏れを防ぐことができます。
モニタリングも個別対応
モニタリングの機能は、患者や試験に対して個別で搭載されます。単施設利用と多施設利用によって必要な内容が異なるため、個別対応で必要要素がカスタマイズされます。細かな確認事項がある場合にも、柔軟に対応してくれるでしょう。
導入事例・実績
公式サイトに記載がありませんでした。
導入金額の目安
公式サイトに記載がありませんでした。 ただし、ユーザーライセンス数が10名から利用できる単施設利用のパッケージと、ユーザーライセンス数が無制限となる多施設共同利用の2種類が存在します。
サポート体制
公式サイトに記載がありませんでした。
機能・スペック一覧
- 研究に関する事務業務
- 試験の割付法設定
- 二重盲検試験時割付表管理
- キーオープン
- eCRFレビュー
- クエリー発行
- 統計解析データ作成
- 被験者の来院計画
- eCRFデータ入力
- 医師・CRC関連の事務処理業務