Vault CTMS(Veeva)

Vault CTMS(Veeva)の機能の特徴

ガイドラインの適用可否を判断できる機能搭載

Vault CTMSはICH-GCPガイドラインを遵守しているか、施設の状況を記録し、チェックを行う機能が搭載されています。どのデバイスでもアクセスできるため、時間と場所を問わずに治験実施計画が滞りなく進んでいるか確認できます。

クラウドプラットフォームと連携で自動化できる

臨床試験オペレーターのVault CTMSは、同社が提供するクラウドプラットフォーム「Single Source of Truth」との連携が可能です。両者を連携すると、企業特有の臨床試験のプロセスを自動で判断し、複雑な操作なしで合理化できます。治験実施計画書の修正作業が容易になります。

アプリ連携で文書のバージョンを間違える心配がなくなる

Vault CTMSは、データ管理のクリニカルアプリケーションと連携できるため、臨床試験・試験実地国・実施医療機関の情報を全て一緒に管理できます。同じアプリケーションで操作が可能なため、利用者によって文書のバージョンが異なるなど、トラブルが起こる心配がなくなります。

モバイル端末からのアップロードも高セキュリティで安心

Vault CTMSは、Veeva Snapとの連携により、モバイル端末からも文書のアップロードができます。アップデートした文書は暗号化されるので、データの流出を未然に防げます。厳しいセキュリティ要件を満したシステムで、個人情報を扱う際も安心です。

属性条件によるデータの管理で進捗管理がしやすい

Vault CTMSは、臨床試験のデータを試験・地域・責任医師などの属性条件によって保管でき、評価指標や進捗データもリアルタイムで共有できます。ダッシュボードの一覧から対応が必要な案件が分かるため、効率的に治験を進められます、

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導入事例・実績

メルクセローノ株式会社

メルクセローノ株式会社では、レガシーシステムで膨大なデータを加工していたので、レポーティングに時間を要していました。作業負担が大きすぎて、週に1度しかMRに配信できない課題を抱えていたのです。

Veeva CRMの導入後は、データをBIツールに取り込めるようになり、レポーティング作業を自動化できています。直感的に使えるシンプルなデザインで、MRの運用も問題なく浸透させることに成功しています。

参照元:Veeva公式HP(https://www.veeva.com/jp/resources/merck-serono/)

アストラゼネカ株式会社

アストラゼネカ株式会社では、MRの訪問規制で医師との面会が減少したことを懸念していました。そこで、面会が減少する中でも医師との関係性を良好に保つために、Veeva CRMの導入に踏み切っています。

導入後は、MRが漏れなく担当医師の情報を確認できるうえに、医師が好む形にデータを反映させられています。誰が入力しても、同じ質で情報提供活動が行える環境に改善できたのです。稼働した翌月には、活動予定入力率は99.6%まで向上できています。

参照元:Veeva公式HP(https://www.veeva.com/jp/resources/astrazeneca-2/)

導入金額の目安

公式サイトに記載がありませんでした。

サポート体制

Veevaでは、カスタマーサポートのサイトが用意されています。サイトは英語表記ですが、日本語に切り替えられます。もちろん、日本語での問い合わせも可能なので安心してください。

機能・スペック一覧

Veeva Vault CTMS

その他Veevaが取り扱っている製品

Veeva Vault eTMF

監査および査察に備えたリアルタイムの準備体制と、TMF(治験マスターファイル)の進捗状況を可視化するクラウドアプリケーションです。治験依頼者やCRO、治験実施施設などパートナーがアクセスでき、文書の作成・アップロード・レビュー・承認を一元管理します。

治験関連文書の品質・適時性・完全性を維持し、試験終了時の修正作業を不要にして臨床試験の効率を向上させます。

Veeva Site Connect

治験依頼者(スポンサー)と治験実施医療機関との間の情報共有を自動化し、コラボレーションを標準化するアプリケーションです。プロトコルや必須文書、安全性情報報告書などの送受信を一元管理し、eTMFに自動保存します。これにより、施設とのメールのやり取りを大幅に削減し、臨床試験の迅速化と質の向上を実現します。また、既存の施設テクノロジーとも連携して業務を効率化します。

Veeva Vault Study Training

臨床試験特有の学習管理とクリニカルオペレーションを統合し、トレーニング管理を効率化および自動化するアプリケーションです。治験実施医療機関、CRO、スポンサーのスタッフ向けに、GCPや試験ごとのトレーニングを役割に応じて自動で割り当てます。

修了したトレーニング証明書はVault eTMFに自動的に保管されるため、手作業を省きながら常にリアルタイムでの査察準備体制を維持できます。

Vault Payments

治験実施医療機関への支払いを迅速化し、すべての臨床試験パートナーに対する支払い情報を可視化するアプリケーションです。患者の来院や完了した業務に基づいて支払い請求が自動的に生成され、インボイスや分割払いなどの拡張機能もサポートします。リアルタイムのレポートやダッシュボードを通じて支払い予定や未処理の状況を把握できるため、支払いの実行やキャッシュフローの改善が可能です。

Vault Study Startup

治験実施医療機関の特定から実施可能性調査、倫理委員会の承認、契約管理に至るまでの立ち上げプロセスを管理・迅速化するアプリケーションです。国ごとに提供される柔軟なテンプレートや標準タスクを通じてマイルストーンを進めます。

ダッシュボード上で情報を一元的に収集および追跡できるため、スタートアップの進展状況を可視化し、より的確な意思決定と試験開始までの期間短縮を実現します。

Veeva RTSM

臨床試験における被験者の無作為化および治験薬供給管理を行うソリューションです。モジュール式の設計を採用しており、試験の規模や複雑さに応じて必要な機能のみを選択して利用できます。

適応可能な供給設定と有効期限管理によって薬剤の無駄を低減させながら、治験施設への出荷を効率的に管理します。また、他のVeevaシステムとシームレスに接続し、臨床試験テクノロジーへの組み込みが容易です。

Veeva Disclosures

臨床試験情報の登録および結果の開示プロセスを一元化し、合理化するアプリケーションです。事前設定されたルールや国別情報、レジストリ更新の自動アラート機能を備えており、正確で期限内の申請がスムーズに行えるようサポートします。

Veeva eTMFやCTMSなどのシステムとデータを共有するため、手作業によるデータ入力やサードパーティとの統合が不要となり、データの検証や組み込みのバージョン管理によって透明性を向上させます。

Veeva Vault Platform

ライフサイエンス業界におけるR&Dからコマーシャル領域までの複雑なアプリケーションを構築できる、実績のあるエンタープライズクラウドプラットフォームです。直感的なユーザーインターフェースとノーコード設定を採用しており、データやコンテンツ、ワークフローを単一のシステムで一元管理します。

カスタマイズ可能なメトリクスによりビジネスプロセスを可視化し、新機能の導入や要件への対応をスピーディーに行えます。

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おすすめの治験管理
・支援システム
(CTMS)
【機能別】
おすすめシステム3選

被験者管理や進捗確認、文書対応、監査準備など、治験業務に伴う煩雑な作業を支援し、効率化と法規制対応を実現する治験支援システム。 ここでは、モニタリング・文書管理・EDCの主要機能別に、実績と信頼性のあるおすすめ3システムをご紹介します。

モニタリング業務向け
(治験の実施状況確認・報告)
QLIFICA
(SOLUMINA)
SOLUMINAのキャプチャ

画像引用元:SOLUMINA 公式HP(https://solumina.co.jp/service/#qlifica)

例えばこんな機能
  • 施設・症例・CRA単位で進捗をリアルタイムに見える化
  • チェック内容から報告書を自動作成、承認も一括完了
  • 課題の対応状況を履歴付きで一元管理、監査対応も容易
  • 複数施設の進捗と履歴を即時に把握し、作業漏れを防ぐ。
  • 文書・IRB・監査対応まで一括管理し、全体業務を効率化。
文書管理業務向け
(治験関連文書の保管・共有)
Agatha
(Agatha)
Agathaのキャプチャ

画像引用元:Agatha 公式HP(https://www.agathalife.com/)

例えばこんな機能
  • 文書ごとの承認状況をリアルタイムで一元管理
  • 電子原本として保管し、法規制や監査に対応
  • 試験や組織単位で柔軟に文書構成を設計・運用可能
  • 契約書や申請書類の承認・版管理を統一し、整合性と履歴を正確に管理
  • 原本性を保った電子保管で、GCP・ER/ES対応を文書単位で実現
EDC業務向け
(電子症例報告)
CapTool® シリーズ
(メビックス)
メビックスのキャプチャ

画像引用元:メビックス 公式HP(https://www2.mebix.co.jp/services/edc/)

例えばこんな機能
  • 入力内容に応じて画面項目を自動制御
  • 入力時に整合性エラーを即時にチェックして通知
  • クエリ対応履歴を一覧表示し進捗を共有
  • 入力作業がスムーズになり、記入ミスや作業ストレスを減らせる
  • DMや統計担当者とのやりとりが明確になり、確認・集計の手戻りがなくなる

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